葬儀にかかる費用の全国平均額は、約200万円弱（お布施も含める）というデータがあります。それなりの金額になるので、葬儀内容を決めるのに合わせて費用の準備も考えておきましょう。生前から用意できるならば、葬儀用として終身タイプの生命保険を少額でかけておくと安心です。保険なので、1回目の保険料を払った時点で費用の準備が完了するので安心できます。

名義変更手続きのわずらわしさがなくて、保険金の受取人であることさえ確認できれば現金がすぐに入手できるのでメリットが大きいです。また、葬儀費用目的のために使える保険もあります。気持ちに余裕を持つためにも、保険に加入しておくと安心でしょう。冠婚葬祭の互助会の費用の積み立てを利用しても良いですが、保険と違って積み立てた分しか支払われないという点に注意が必要です。

ただし、保険と違って積立金を葬儀以外の目的にも使えるメリットはあります。生前予約しておきたい人は、まずは利用する業者、機関を選び、ヒアリングを受けるようにしましょう。契約内容を担当者と本人の間で面談します。次にプラン作成に入ります。

プラン内容に問題がなければ、料金の見積もりを出してもらいます。納得できれば契約します。気をつけたいのは、プランの見直しや更新が可能かどうか、です。規定の年数ごとにプランの見直しと更新ができなければ、安全な契約とは言い難いです。

生前予約では、契約者が死亡した段階で契約が遂行されます。