葬儀に必要なものは一つにまとめておく

葬儀はある日突然あるもののため、普段から喪服やストッキング、アクセサリー、ふくさなどを別々のところに置いておくという習慣をつけている人が多いと思います。私自身もそうであり、いざ葬儀に行かなければいけないとなった時に、慌てて家じゅうのクローゼットや押し入れをひっくり返して、必要なものを探す、ということを行っていました。けれど急に起こるものですから、慌てて揃えたものなので、その時には「これで大丈夫」と思っていても、いざ葬儀の場に行くと数珠を忘れてしまった、というようなケースがありました。周囲の人は気づいているのかいないのかわかりませんが自分で「あー、失敗しちゃったな」と思いながら時間を過ごさなければいけなくなったこともあります。

そんなことが起こらないよう、今は箱の中にセットを作ってしまってあります。喪服やアクセサリー、数珠などを一つの箱に入れ、クローゼットにしまってあるのです。アクセサリーや袱紗など、別の機会でも使うものがある場合には、箱の一番上に「持っていくものメモ」として書いた紙を置いておきます。これがあることで、遠方に急に行かなければいけなくなってしまったというような場合でも、箱を開けて別に持たなければいけないものをいれれば、後は箱ごと持っていけば忘れ物もありません。

たまにしか起こらないことだからこそ、普段の余裕のあるタイミングできちんと準備をしておくことが大切なんだと実感しています。